お祭り基礎講座 角帯の締め方(貝の口)


 男性のゆかたや着物一般の帯の締め方のひとつである。また、半纏(とくに三社祭)の帯の結び方にも用いられる。
 男の着付けは、雑誌や着物着付け学院などではなかなかフォローされていないので、当ホームページで紹介する。

 ●適応範囲:男性の浴衣・着流し・男女半纏帯
注)図中の赤色が腰紐、紺色が角帯の表、青色が裏である。


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1.腰紐(図の赤色)を締めておき、角帯の一方を約30cm2つ折りにする。(マジックテープ式の腰紐を使うと便利)
2.折った部分をはさみながら、
3.2回巻き付ける
4.余った部分を内側に折り曲げて重ねる(ウエストや帯の長さにより余る量は異なる)
5.うしろから見た結びはじめ(慣れないうちは前で結んでから後ろへまわすとよい)
6.2つ折りにした端(以下、短い端)としていない端(以下、長い端)とを交差させ、
7.長い端を短い端の下へくぐらせる
8.短い端を上方へ山折りし、
9.8.で折った短い端の下へと長い端をくぐらせる。
10.両端をしっかり引いて、できあがり。(前で結んだ場合は、必ず結び目を時計回り方向でうしろに回す。反時計回りだと合わせが崩れる。)
余談:浴衣・着物をどこで買えばいいのか迷ったら、まずこちらをクリック。

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