岸和田だんじり祭り


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●岸和田だんじり祭り
敬老の日直前の土曜〜日曜日
大阪府岸和田市、岸城神社・岸和田天神宮・弥栄神社

※祭りの日程は念のため公式発表のものと照らし合わせてください。


1703年、ときの岸和田藩主が五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭がこの祭りの始まりと伝えられている。

「岸和田のだんじり」といっても、大きく分けて9月の祭礼と10月の祭礼とがあり、祭りの地区がそれぞれ異なる。海側の祭り、山側の祭りという人もいる。
今回紹介するのは、9月の祭礼。

スリルとスピードにあふれる岸和田のだんじり(地車)、最大のみどころは「やりまわし」だ。大きなだんじりを全速力で直角に曲がるという信じられない技術は、曳き手たちと前テコ、後テコたちの息がぴたりと合わなければなしえないものだ。うまく曲がれたときは、観客の拍手喝采がとぶ。

高速で走り回る高さ4mのだんじりの大屋根の上で飛び回ったり、「飛行機乗り」の妙技を見せる「大工方」は、だんじりの花形。

時にはだんじりが転倒したり、民家の屋根や電柱に衝突したりする。こうした事故シーンが近年、テレビのワイドショーなどで放映され、全国的に有名になり、観覧席ができたりツアーが組まれるまでになった。最近はやりまわしの技術が飛躍的に向上し、めったに事故をおこさなくなった。

初日は早朝6時から「曳き出し」でだんじりが動き始める。昼13時からパレード、夕方19時頃からだんじりに200個の提灯がともってゆっくり動く「灯入れ曳行」がある。
2日目は、午前中、各だんじりの所属神社へと行く「宮入り」のあと、町をだんじりが行き交う。夕方19時頃から「灯入れ曳行」でフィナーレを迎える。

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やりまわし

事故集



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