会陽とは


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おもに岡山および香川の寺社で行われている裸祭りのこと。

もともと真言宗の新年行事であり、修正会(しゅしょうえ)と呼ばれる、正月に行われる法会の結願行事。
会陽は、 「太陽のように明るく恵み深い春の心にめぐり会う」という意味をもつ。

住職もしくは神職が宝木(しんぎ)を投げ、それをまわし姿の裸男たちが奪い合うという「宝木争奪戦」が多い。宝木を取れた者は福男と呼ばれ、その一年幸せになれると言われている。

死傷者の続出や、参加者同士のケンカやトラブルなども多く、中止へと追い込まれる会陽が増えた。2008年現在、大人の会陽を行っているのは、岡山の西大寺・金山寺・安養寺・岩倉寺のみとなっている。

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