【神輿みたまま】至福の一日/下谷と神田(2) 平成12年5月7日

★ 情報提供者:はっちゃん

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 まだまだ至福の日は続きます。

【神田神社かげまつり本社宮神輿連合町会渡御】

 担ぎ手の集合場所和泉公園に着いたのは3時直前。ここで和泉町会の方をつないでいてくれたK副会長・N顧問達と一緒になります。徒一から来た祭道本体も到着。借りてあった和泉町会の半纏15枚も若干不足気味。足りない分は白ダボ+廻し半纏となりました。

 公園で諸注意を受けた後、神輿の受け渡し場所美倉橋脇に移動して待つこと約30分。ご巡幸の行列が近づいてきます。獅子頭・花笠のような山車(由布籠/ゆうこ だそうです。やじろべえさんBZY07542@nifty.ne.jpに教えていただきました)・お囃子 そして新調なった極彩色の神輿が現れゆっくり橋の真ん中で止まりました。

  

 去年11月の天皇在位10周年記念の時に神田の町会が担いだ神輿ですが、よく見てみるといくつかの違いがありました。(詳しくは帰宅してから写真を見比べたのですが)

(1)去年かけてあった瓔珞がはずしてありました。これは担ぐ状況が去年と違うからかも知れません。

(2)去年付いていなかった屋根の葺き返しがきちんと付けられています。去年は未完成とのことでした。

(3)金色の鳳から色付きの鳳に変えられています。

(4)鳥居や囲垣の朱色が鮮やかになっています。

←去年●今年→

 台輪で4尺1寸5分とかだそうですが、去年見たときも出来立てピカピカの神輿だったのですが、今年はさらにあでやかに完成なったという感じです。神田神社の宮司さんが派手なのが好きなんだとかの噂も聞きましたが。でもこの神輿徒一町会の神輿と雰囲気がにてますね。ひょっとすると同じ作者かもしれません。

  担ぎはまず町会が入りその後は同好会が一番後ろから入って一番前へ抜ける「ところてん」でした。長い棒を端から端まで抜けるところてんもなかなか担ぎ応えがありました。全員がきちんと担げるためにこの方法にしたんだそうです。

 主催者の事前の準備が功を奏して無事もめ事もなくみんな担げて大満足。大神輿は無事お披露目を終え、台車に乗って次の巡幸に出発していきました。ところでこの神輿、営団地下鉄のパンフレット(沿線だより5月号)には水天宮より神田神社に奉納された。とありましたが、なんのためにそんなことするんでしょうね?去年の在位10周年のときの初担ぎ担ぎとかんがえ合わせると、「あの御方」のお世継ぎお誕生を祈念してということなんでしょうか?

【車坂町会/下谷神社大神輿町内渡御】

 5時ちょっと過ぎ、今度はワゴン車で車坂町会に戻ります。さあ再び下谷神社の宮神輿、あわただしかった本日最後の担ぎです。今度の鉢巻きは白地に緑色で「下谷神社」の文字と神社の紋(稲穂のはいった稲荷紋)が入っています。はっちゃんがちょっと勘定間違いをして昨夜の宵宮に来てくれた連中に鉢巻きが渡らなくなり、急遽Rさんに4本鉢巻きを回してもらうというハプニングもありましたが、なんとか5分前にはスタンバイOK。

 みんなで歓声とともに神輿に着きます。はっちゃんも最初、真ん中にとりつき、抜けてから写真を撮って、後半で祭道のみんなそろって前棒に着くといった大変充実した担ぎでした。でもそんなときは仲間の入った写真はとれません。二兎を追う物なんとやらと昔から言うじゃありませんか。

 下谷神社本社神輿車坂町会渡御

 一日終わって、家へ帰り着いたのは午後8時。風呂へ入って本日もらった弁当が3つ。かみさんとつつきながら美味しく一杯飲んで今日の充実した一日が終わりました。

 そしてこの連休で行った神輿が ○29日根津 つつじまつり ○30日赤羽 馬鹿祭り ○5日新橋 烏森神社 ○6日下谷神社宵宮(車坂)○7日下谷神社 町会神輿(徒一・車坂)本社神輿(徒一・車坂)神田神社 本社神輿

     よく行ったもんだわ。自分で感心してます。

        はっちゃんQZM02610@nifty.ne.jpでした。

 




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