【神輿みたまま】鎌倉 極楽寺睦

★ 情報提供者:はっちゃん

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 こんばんは ものすごく暑い日が続きましたね。皆様お変りありませんか?
はっちゃんは7月6日(日)に神輿してきました。
 今回も前回同様、Zさん、Rさん達と御一緒。湘南シリーズ第2段・鎌倉は
極楽寺の「八雲神社・天王祭」です。
 11時にJR鎌倉駅に集合。江の電に乗り換えて極楽橋で下車。神酒所は駅の
すぐ近くでした。
 町内の掲示によりますと、この祭は一週間にわたる祭で
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  八雲神社祭例行事のあらまし(掲示板そのままです)
 
6月29日(日) 祭例の準備、午前8時30分集合、役員氏子協力者にて稲村崎
       極楽寺地区とも例年通りの設備をしていただきます。
       神宮による祭事は午後1時より行ないます。引き続き御輿を
       浜のお仮屋へ納めます。
7月2日(水) 神輿は浜のお仮屋を午後7時に出発し、上のお仮屋へ納めます
7月5日(土) 宵宮(前夜祭)午後7時より氏子協力者役員により昨年と同様
       に行ないます。山車を曳く予定です。
7月6日(日) 例大祭(本祭り)役員は午前8時30分集合。参列者は11時半に
       集合。
       出発は午後12時30分例年通りの道順方法で神輿の渡御を行ない
       ます。
7月7日(月) 後片付け。午前8時30分集合、役員氏子協力者にて行ないます。
       全部の後片付けが終わってから例年通り公会堂で反省会を行な
       います。
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 と言うことでした。ここで上のお仮屋は、極楽時のそば。浜のお仮屋は稲村
ガ崎の各々駅のそばです。また八雲神社そのものは極楽寺地内の熊野神社に合
祀されています。以上のことは、御霊神社の神主さんにお聞きしました。熊野
神社は無住なので、祭祀は御霊神社の神主さんがされたのです。どうもややこ
しいですが、丁寧な祭です。上のお仮屋、浜のお仮屋で約3日づつ、天王様が
お泊りになるんですね。
 さて、神輿は平屋台、延べ屋根、大きさ4尺強のみこしです。2点棒、湘南
流のどっこい担ぎです。
 神輿は12時半に上のお仮屋を出発。まずは、由井が浜方向へ渡御。手前の坂
の下で、折り返して、上のお仮屋のすぐ脇をすり抜け、今度は江の電にそって
稲村ガ崎方向へ進みます。
 縁道では地元の氏子衆がおひねりを神輿に投げてくれます。でも塞賤受けの
ついていない神輿におひねりを投げ入れるのは結構難しいようですね。屋根に
向かって投げると間違いなく、滑り落ちて、地面に落ちてしまいます。もちろ
ん、担いでいる我々や、神輿の役員達が、拾って、神輿に納めます。でもこれ
って、東京の下町の神輿では、あまり見た記憶がないのですが......。
 真夏の日差しが容赦無く照りつけます。最初はちゃんと「祭道」の半纏を着
ていましたが、途中からついにがまんしきれなくて、白ダボで担がせてもらい
ました。
 江の電とすれ違ったり追い越されたりしながら神輿はすすみます。
 稲村ガ崎の海岸すぐ手前で何度目かの休憩があります。この神輿は海に入り
ませんが、駕輿丁は何人も海に入りました。はっちゃんも、海水浴を楽しみま
しす。今週も波が強く、「遊泳注意」の黄旗が掲げられていました。ビールも
入っていることだし、波も荒いしで、すぐに上がりましたが。
 陽照った体、汗びっしょりの肌に、荒れた海の波がホント気持ち良かった
〜。そして、海からあがった後、絞め込一本の体を撫でていく潮の風もまた実
に極楽でした。
 稲村ガ崎駅前の「浜のお仮屋」に着いた所でまた休憩。朝のうち予約をして
おいた地魚の刺身と御接待のおにぎり、ビールで遅めの昼食を頂きます。
 来た道をかえり、夕方になって今度は極楽寺地内を渡御します。
 途中二度、細い道をかなり進んだところで、神主さんが祝詞をあげ、そこで
神輿が引き返すと言うことがありました。不思議な感じがしたので聞いて見る
と、どちらもその道をずっと進んだ奥に、古い祠があるんだそうです。神輿の
行ける道幅ぎろぎりまで行って、そこから先を参道に見立てて、祝詞をあげ、
帰って来るのだそうです。さすが、鎌倉、古いものを粗末にはしないで、きち
んと御祭祀して来たんですね。 
 渡御の終わりは、宮入りです。坂を登り詰めて、熊野神社に入ります。神主
さんもいないような、神社ですから、鳥居があまり大きくありません。鳥居を
くぐる時は鳳をはずして肩を抜いて低く静かに通り抜けます。それでもちゃん
と宮入りをしたほうが盛り上がります。
 境内で直会の後8時過ぎの江の電で極楽寺を失礼しました。

    はっちゃん @NIIZA saitama QZM02610 でした。





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