【神輿みたまま】住吉神社 一之部睦 平成11年 8月 7,8日

★ 情報提供者:はっちゃん

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 8月7、8日中央区佃島 住吉神社の3年に一度の大祭が行われました。
 はっちゃんも行ってきましたので報告いたします。
 前回(平成8年度大祭)は新佃睦にお邪魔したのですが、今回ははっちゃん
の勤務先の関係で、連合睦会のS会長から一之部の半纏をお借りできたので、
今回は月島のメインストリート西仲通を渡御する一之部の睦にお邪魔いたしま
した。


【8月7日(土)神輿勢揃い】
 土曜日は睦神輿の連合渡御が行われます。住吉神社の祭りの場合、町会とよ
ばずに「連睦」「単睦」という呼び方をしているようですね。
 月島一之部の神酒所前で待つ一之部役員担ぎ手の前を二号地、晴海、四之
部、三之部、二之部各睦の神輿が順に渡御して行きます。大神輿だけの睦もあ
れば、中神輿、子供神輿も一緒の睦もありました。神輿の通過を拍手で見送っ
た後いよいよ一之部の神輿があがります。

 月島一之部の神輿は漆塗り・小唐破風屋根・二重勾欄 台輪で二尺八寸の大
きさがありました。三味線台輪ですが戦前の神輿だそうで、行徳浅子周慶の銘
版がついています。額に入れた故人の写真を掲げて担ぐ人がいたのも、この祭
りの神輿の特徴です。故人は連睦総代の半纏を着ていましたから、生っ粋のお
祭り野郎なんでしょう。
 新佃の神輿を後ろに従え、隊列は佃の旧町会に入っていきます。 ここでし
ばらくの休憩の後、先頭に獅子頭が隊列に加わり、宮入となるのですが、はっ
ちゃんは、仕事で来た会社の連中と落ち合い喫茶店でしばし談笑。

 会社のみんなと別れて、西仲通を二号地の御旅所まで神輿を担ぎます。御旅
所前で連合睦の勢揃い三本締。倉庫街に担ぎ手の手拍子が鳴り響きました。

【8月8日(日)各部神輿町会巡行】
 朝10時神酒所集合での神輿があがります。この日は祭道の仲間は新佃と一之
部に別れて参加。はっちゃんは昨日に引き続き一之部の神輿を担ぎます。一之
部、二之部というのは町名の月島一丁目、二町目とずれているんですね。清澄
通りをはさんで東西に細長い一画が一之部の町会なんだそうです。そのため各
部の神輿とも清澄通りを何度も横断。おかげでこのあたりの通りは大渋滞とな
るわけですね。まあ3年に一度の事と勘弁してもらいましょう。来週の深川で
は永代通りを完全に止めちゃうんですからそれよりはましでしょ。

 佃の祭りも真夏の水掛け神輿。頭からホースでバケツで水がかけられます。
家中のバケツ、たらい、ベビーバスまで総動員で水を汲んでおいて、神輿のく
るのを待っていてくれます。なかには汲み置いた時間が長過ぎて生ぬるくなっ
た水があるのも御愛嬌。
 昼食の休憩時間に、本社の八角神輿が西仲通を渡御して行きます。そろいの
浴衣をきた睦の連中が独特の担ぎ方でおごそかに渡御して行きました。昨日見
た獅子頭の渡御もそうでしたが、かけ声も「(わっ)しょい、(わっ)しょ
い」で、昔ながらの津久田の伝統なんでしょう。


 午後は2時半から6時頃迄たっぷり担いで月島一之部の神輿は無事おさまり
ました。はっちゃんたちは昼食・夕食用にもらった食券を使って月島名物もん
じゃ焼きに生ビールを堪能。今日も楽しい一日でした。


    はっちゃん @NIIZA saitama QZM02610 でした。




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