月見祭


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●月見祭
旧暦8月15日(ふとん太鼓巡行は旧暦8月15日に近い土曜〜日曜)
大阪府堺市北区、百舌鳥八幡宮

※祭りの日程は念のため公式発表のものと照らし合わせてください。


300年以上の歴史を誇る祭り。
旧暦8月15日で、満月を眺めながらの祭りなので「月見祭」と呼ばれる。

「ふとん太鼓」と呼ばれる太鼓台を担いで地域を練り歩く祭り。「ふとん太鼓」とは、太鼓を納めた台座の上に5段の朱色の座布団に似たものを積み重ねたもの。だんじりや山車には車輪があるが、ふとん太鼓には車輪がない。1台のふとん太鼓は、大きいもので高さ約4m、重さ約3tあり、これを70〜100人くらいで担ぐ。ふとん太鼓が出る祭りは、大阪府内各地や淡路島などに点在する。

1日目が、ふとん太鼓宮入りで、11時〜22時に行われ、9町のふとん太鼓が順次町内を練り歩き、神社境内へと入っていく。2日目はふとん太鼓宮出しで、10時20分〜22時。
境内の放生池に稚魚を放ち生き物の成長を祈る「放生祭稚児行列」や、境内で日没後に、月見の野点も行われる。

動画は、宮入で百舌鳥八幡宮境内へふとん太鼓が入っていくさま。
ふとん太鼓につけられた大小の房がゆらゆらと揺れるさまは、実る稲穂のようすを表しており、この祭りが豊作祈願であることを思わせる。

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